開けると真っ赤な血が出る赤貝。 (北松戸 そば)
赤貝・・・身の赤色と弾力のある歯応えが特徴の風味豊かな貝。殻の形は膨らみがあり、殻の表面には放射状にうねが約42本ある。ヒモと呼ばれるのは外套膜の縁である。
身の色が赤いのは、ヘモグロビンを含む血液を持っているため。旬は、12~2月。
似た種類でさるぼう貝、さとう貝があるが、どちらも赤貝に比べて、肉質がやや白っぽく、風味が乏しい、うねの数が少ない。
選び方・・・むき身の場合は、身が厚くて朱色が鮮やかな物が良い。
調理上の注意点・・・生きた貝は、むき身のをまな板に叩きつけると身が縮み、独特の歯応えが出てくる。
また、切り込みが開いて見た目が美しい。●長時間酢につけると、肉がかたくなってしまい、弾力が無くなるので、酢の物にする時は直前にあえる。
●内臓は泥臭く不純物が混じるので、むき身は水で洗ってから内臓を取り除く。
料理法・・・刺身、酢の物、和え物など。ヒモは酢の物など生で使うほか、煮つけ、佃煮にする。
あまり手を加えないで生が一般的である。赤貝の色が朱色なのできゅうり、うど、菜の花などと取り合わせた酢の物は見た目が美しい。
刺身や酢の物に色と形を生かした切り方として、唐草造り、かのこ造り、細造り、菊造り、いちご造りなど多種あります。
お寿司屋さんなどでは、殻をむいた身は見たことがあると思いますが、殻つきの状態は見たことが無いと思うので写真を載せました。自分も修行するまで、見たことが無かったです。家で使わないですから。
初めて、殻つきの状態の物を見た時は、外が黒く細かい毛みたい物が生えているのでビックリしました。この中に赤い身が入っているのが信じられませんでした。
そして、先輩に赤貝を開ける所も見せてもらいました。貝を開けると赤い血がビュッと出てきて、驚きました。
まさか貝から血が出てくるなんて思いもしなかったのです。(自分の想像だと貝なのでアサリ、シジミと同じだと思っていたので)
普段、何気に食べている物がこういう風にして出てくることに少し感動したの覚えています。
前にも書いていますが身に切り込みを入れて、叩くと縮む様に動くんですよね。味は美味しいですが、血は出るし、動くし、本当に変わった貝です。
アクセス 手打ちそば長幸
北松戸駅から徒歩5分 駐車場あり
TEL 047-364-7000
千葉県松戸市上本郷301-30
営業時間 AM11:00~PM9:30
定休日 毎週木曜日(祝日は営業致します。)
12月31日は夜12時まで営業しております。
また料理の質問を書いてそれに対して答える伝言板みたいに使ってみてください。