土用の丑はやっぱり鰻、でも旬じゃない!?(北松戸 そば)
土用の丑の日に、暑い時期を乗り切る栄養をつけるために鰻を食べる習慣がありますが、鰻の旬は晩秋から初冬で冬眠に備えるからです。夏は味が落ちます。
うなぎは、こちらでも取り上げております。https://teuchisoba-nagayuki.jp/?p=5447
https://teuchisoba-nagayuki.jp/?p=738
鰻を食べる習慣についての由来には諸説ありますが、平賀源内が発案したという説が有力です。それによると、商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行った。
源内は、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。
また地方によっては「う」付くもの食べるそうです。うどん、梅干、瓜、牛肉、長野県ですと馬肉だそうです。旬でない土用の「うなぎ」と対照的に、旬が合致して栄養価が高い物があります。
それが「ヤマトシジミ」。「土用シジミ」、とも呼ばれるこのシジミは、最も流通しており、夏が旬で、栄養価が高いため呼ばれております。しかし土用の丑は鰻ですね。
鰻の高騰について
原因は3つです。河川環境の悪化、海洋環境の変化、乱獲、だそうです。
乱獲は日本が原因です。(世界の消費量の70%以上を占めています。)1987年頃からの中国経由での養殖鰻で薄利多売(スーパー、コンビニなどの)で消費量が増え続けていった。二ホンウナギが漁獲量が減り、安いヨーロッパウナギにシフトしたがヨーロッパウナギも乱獲で絶滅の恐れがあるワシントン条約の規制対象種になってしまった。
これから日本はどの様に行動するかが問われて、これから鰻の文化も変わってきそうです。
レシピ
一番の食べ方は蒲焼か白焼きでしょう。しかし、うざく(きゅうりとウナギの酢の物)を紹介しようと思います
二人分 鰻の蒲焼(市販) 80g きゅうり 1本 生姜 5g(すりおろし)
(三杯酢) だし 50cc 酢 25cc しょうゆ 25cc 砂糖 小さじ2 塩 適量
1、うなぎのかば焼きは食べやすい大きさに切る。フライパンにオーブン用の紙を敷き、うなぎを並べて弱火にかけ、軽く温める。
2、きゅうりは両端を落とし、薄い輪切りにして分量外の塩少々をもみ込み、10分置いて水気を絞る。
3、鍋に【三杯酢】の材料を合わせて火にかけ、沸きかけたら火を止め(【三杯酢】は沸騰直前まで温めると、まろやかな酸味に)、ボウルにあけて冷ます。
4、器に1、のうなぎを2、のきゅうりを盛り、3、の【三杯酢】をかけて、しょうがをのせる。
アクセス 手打ちそば長幸
北松戸駅から徒歩5分 駐車場あり
TEL 047-364-7000
千葉県松戸市上本郷301-30
営業時間 AM11:00~PM9:30
定休日 毎週木曜日(祝日は営業致します。)
12月31日は夜12時まで営業しております。
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