変わりそばは、そば打ちの最高の技術。(北松戸 そば・うどん 手打ちそば長幸)
色物と変わりそば
さらしな粉が精製されるようになってはじめて「色物」そばが可能になったわけだが、さらしな粉に代表されるような白いそば粉には、つながる力がほとんどない。
卵黄やよもぎの葉など、強力なつなぐ力と鮮やかな色とを兼ね備えている混ぜ物以外の場合、ふつうの方法では麺線として繋がらないのである。
そこで湯ごねといった特別な技術が必要になる。つまり、技術が最高度に発達した結果、さらに技を競い合うそば職人の見栄と、
ふつうそばでは飽き足らなくなった通人たちの「あそび」心とが合致して作られたのが、「色物」に代表される本来の「変わりそば」ということができよう。(そば・うどん百味百題より)
自分は、変わりそばを好きではないです。さらしなそば自体が好きでないこともあります。さらしな粉は、そばの実の中心の粉で味や香りがほとんど無いです。
当然、さらしな粉だけで打ったそば(さらしなそば)は味も香りもほとんど無く、つゆの味とそばの喉越しを楽しむそばになります。
そのさらしな粉に味や香りをつける物(ゆず、抹茶、ごま、桜の花など)を足してそばを打っていくと変わりそばになっていきます。
変わりそばは、そば打ちの最高の技術で打っているのは間違いない。これは自分も認めます。そばが切れやすいのを色んな技を使ってそばにしているから。手間と技術が掛かるので値段も普通のそばより高くなる。
ただ、お客様からの注文が少ない=人気が無いです。せっかく変わりそばを打ってもお客様が喜んでもらえないなら意味が無いと思います。「そば打ちの最高の技術で打っている」という自己満足の世界だと思う。
自分が修行時代に変わりそばを打ったことがあるから厳しいことを書いてみました。
以前、変わりそばに書いた記事はこちらhttps://teuchisoba-nagayuki.jp/?p=1274
アクセス 手打ちそば長幸
北松戸駅(上野から25分)から徒歩5分 駐車場あり
TEL 047-364-7000
千葉県松戸市上本郷301-30
営業時間 AM11:00~PM9:30
定休日 毎週木曜日(祝日は営業致します。)
12月31日は夜12時まで営業しております。
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また料理の質問を書いてそれに対して答える伝言板みたいに使ってみてください。