江戸はそば、大阪はうどん (北松戸 そば・うどん 手打ちそば長幸)
江戸はそば、大阪はうどん
そば切りの発祥は江戸時代初期だろうと推測されるが、うどんの歴史は古く、室町時代にはすでに、現在とほぼ同じ製法で作られていた。
そば切りが売られるようになるかなり以前からうどんが各地に普及していたことはいうまでもなく、事情は江戸でも同じだった。
江戸時代初期には、東海道をはじめとする各街道筋の茶屋などで麺類が売られるようになるが、この時期はうどん、そうめんが主流で、
そば切りを扱う場合でも、看板には「うどん・そば切り」とうどんの方が先に書かれていた。
(そば・うどん百味百題より)
江戸はそば、大阪はうどんのイメージは今でもあるんですが、これは出汁や醤油の違いも関係があると思います。
江戸(関東)は、かつお出汁と濃口しょうゆを使います。一方、大阪(関西)は、かつお出汁、昆布出汁と薄口しょうゆを使います。
ここから、出汁や醤油の相性がそば・うどんのどちらに合っているかだと思います。基本的に見た目とは違い塩分が薄いのは、濃口しょうゆ(色が濃い)なので麺の太さが細いそばに合うと思います。
一方、塩分が濃いのは、薄口しょうゆ(色が薄く、濃口しょうゆより塩分が1割位高い)なので麺が太いうどんに合います。だから江戸はそば、大阪はうどんなっていったんだと思います。そば・うどんは出汁、しょうゆは無視できないですよね。
江戸はそば、大阪はうどんと簡単に分けられていますが、この言葉には日本の食文化の歴史も入っています。今日は、こんな事を考えながらそば・うどんどちらか食べたらどうでしょうか?もちろん何も考えないで食べるのもOKですよ。(笑)
アクセス 手打ちそば長幸
北松戸駅(上野から25分)から徒歩5分 駐車場あり
TEL 047-364-7000
千葉県松戸市上本郷301-30
営業時間 AM11:00~PM9:30
定休日 毎週木曜日(祝日は営業致します。)
12月31日は夜12時まで営業しております。
コメント欄に皆さんで「おはようございます」「こんにちは」などの挨拶をし合いましょう。
また料理の質問を書いてそれに対して答える伝言板みたいに使ってみてください。