11月13日は、漆の日です。そば屋は漆塗りと関係が深いです。(北松戸 そば)
11月13日は漆の日だそうです。この日は漆関係者が祭日で親方が職人に裂けやお菓子を配り労をねぎらう日であったの制定されたそうです。
上の写真は、そばの練り鉢でここでそばを練っています。もちろん漆塗りです。
漆・・・ウルシノキの天然塗料。塗料として利用されるほか、接着剤としても利用される。漆を塗られた道具を漆器という。黒く輝く漆塗りは伝統工芸として高い評価を受けている。 漆塗りの食器では、輪島塗りなどが有名です。
漆器は英語でjapanと言います。それだけ日本の物ってことなんでしょうね。ただ日本生まれの技術かは、分かりません。エジプトの遺跡でも発見されているからです。
うるしの語源は「麗し(うるわし)」とも「潤し(うるおし)」ともいわれている。
上の写真は、うちの店のセイロでこれも漆塗りです。(プラスチック製の物の8~10倍の値段はします。高いんだよな~。たまたまラッキーなことに居抜きで店を買ったときにあったんですよ。)
極度の乾燥状態や紫外線に弱く、ひび割れたり、剥れたり、崩れたりする。(劣化するので、そこで塗り直しをする。塗り直しは一度、漆を全部落として(紙やすりなどをかける)、そこから塗っていく、このとき温度、湿度に気を配らないと上手く塗れない。
そば屋は、練り鉢、セイロ、湯桶(そば湯を入れて出て来る物、(これはうちでは使ってないです。)などの道具で漆器の物を使うので密接な関係にあります。
ただ最近の問題として漆職人が少なくなっていて、後継者不足が深刻です。自分は漆器の良さを知っているだけに、このまま漆器の文化が無くならないことを祈るばかりです。
アクセス 手打ちそば長幸
北松戸駅から徒歩5分 駐車場あり
TEL 047-364-7000
千葉県松戸市上本郷301-30
営業時間 AM11:00~PM9:30
定休日 毎週木曜日(祝日は営業致します。)
12月31日は夜12時まで営業しております。
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