美味しいそばを作るには必要です。 石臼の構造と仕組み。(北松戸 そば)
石臼の構造と仕組み
現在、日本に伝わっている石臼の一般的な構造は、上石と下石には幾何学模様の目が刻まれており、上下の臼の目を重ね合わせると。目の刻み方向は上下で反対になる。
そこで上臼を一定方向に回転させると、それぞれの目の交点は、外周方向へ移動する。そのため、上下の臼の間にあるソバや麦の粉は外周方向へ送り出されるのである。
上臼の回転方向は逆時計回りが圧倒的に多いが、なぜか佐渡だけ時計方向回しである。(そば・うどん百味百題より)
普通は、石臼と言っても小さくて手で回す物を思い浮かべる人が多いと思います。自分もそば屋で働く前までは、そう思っていました。
写真の物は、電動で動かします。石の直径は60㎝位でしょうか、重さは80kgあります。一人じゃ、とても重くて運べないです。気を付けないと手が潰れてしまいます。それぐらい大きい物も有ります。※そば製粉所の物です。
そばを挽いていると目が無くなってきます。写真だと石臼に溝がありますね。それが石と石が擦れるので溝が無くなっていきます。
そういう状態になるとそばが挽けないです。(そばが荒い粉になります。そばを打つとが切れやすいそばが出来上がります。)
そこで石臼に目立てをしていきます。(メンテナンスをします。)
さすがに手打ちそば長幸では石臼は持ってないです。製粉会社に頼んでいます。餅は餅屋なので製粉は任せています。
きちんと石臼も管理しないと美味しいそばは、作れないんですよ。う~ん奥が深いですね。
アクセス 手打ちそば長幸
北松戸駅(上野から25分)から徒歩5分 駐車場あり
TEL 047-364-7000
千葉県松戸市上本郷301-30
営業時間 AM11:00~PM9:30
定休日 毎週木曜日(祝日は営業致します。)
12月31日は夜12時まで営業しております。
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