能登地震、豪雨を乗り越えた能登のそば粉で年越しそばを提供します〜国内流通のわずか0.56%、地震から丸1年で「厄を断ち切る」〜

このたび、能登半島地震・豪雨で大きな被害を受けた地域のそば農家を応援するために能登産の新そば粉を打って年越しそばを提供します。
年越しそばは、そばは切れやすいことから、一年の「厄を断ち切る」という意味も込められており、短いそばを残さずに食べきらないといけないです。
能登地震。豪雨が起きて被害が大きいので当店できることはないか考えていたら能登産のそばを使って提供出来たら良いと思い、能登産の蕎麦粉を扱う製粉業者さんとご縁ができ、今回特別に入手することができました。
能登産のそばはコロナ禍や昨年度は能登地区で大規模なヨトウムシの発生があり、収穫が激減した。平均的な畑の規模だと3.5トン収穫できるところ、害虫の影響で2.1トンに減少。生産規模が小さいこと、能登地震の影響で今年どの程度の作付けになるか不明です。(まだ、どのくらいの収穫があるのは集計が出ていません。)
能登豪雨の影響でそば粉は奥能登方面はほぼ全滅、中能登地区はさほど影響を受けませんでした。
国内のそば流通量70980トン(国産35500トン、輸入35480トン、農林水産省のデータから令和4年度)の内、能登産は約40トンで国内のそば流通のわずか約0.56%になります。
当店では15キロ仕入れて約150食分、天せいろ、鴨ざる、ざるそばなどのそばメニューで12月20日から食べられます。それと当店でも募金箱を用意して寄付をし、復興に役に立てれば良いと思います。