高齢者の健康と安全を願い、防災井戸のそば(「母さん、早く良くなって」そばの小盛)を松戸市内在住の65歳以上のお年寄りに無料で振る舞いを行います
このたび、高齢者の健康と安全を願い、防災井戸のそば(「母さん、早く良くなって」そばの小盛)を松戸市内在住の65歳以上のお年寄りに無料で振る舞いを行います。
2024年1月1日能登半島地震が起き、甚大な被害になっており断水が続いている地域もあります。このような対策として松戸市では災害協力井戸の登録制度があります。災害協力井戸の登録制度とは市民や企業の方々が所有する井戸を事前に登録してもらい、災害時に水道施設が復旧するまでの間、ご近所の方々に開放していただき、生活用水を確保しようとするものです。
2011年3月11日の東日本大震災で当店も被災し、タンス、仏壇が倒れて屋根瓦がズレてしました。一部損壊でした。規模は小さいですが被災した人の大変さは分かります。ただ、東日本大震災を経験している松戸市では井戸を使ってる人の登録や一般の人もこの制度を知らない人も多い。いざ災害があり、断水になった時に困ってしまうので9月は防災月間でこのイベントを通じて広めていきたいと思いました。提供するメニューは、店を休業してる時に母の抗がん剤治療(食欲不振の副作用が出るかもしれないので喉越しの良いもの)をしてる時に息子の自分が作って食べたメニューです。
母に2022年8月に癌が見つかりました。入院して手術をしました。幸いにも初期でした。ただ卵巣がんは手術してから抗がん剤治療しないといけない場合があります。3週間1回の1クールを6回繰り返します。副作用は脱毛、倦怠感、便秘、免疫力低下(コロナにかかりやすい)などがありました。正直言って閉店をしようと思っていました。しかし、担当した医師が店を「再開した方が体に良い」、店に来ていただいた方の電話での「再開を待ってる」声を聞き、10ヶ月の休業を経て、いまだに副作用で足のしびれがあります。なので昼間だけ営業を再開しました。
今は、3ヶ月に一回の定期検査があり、その時は再発、転移の不安があります。
このメニューは元々は賄いで食べていたものです。(食欲不振と口内炎が副作用があるので食べやすい物で冷たい物にしました。)わかめ、大根おろしがのっているそばです。メニュー名は、「母さん、早く良くなって」そばです。
今回、高齢者の健康と安全を願い「母さん、早く良くなって」そばの小盛を松戸市内在住の65歳以上のお年寄りに無料でご提供します。 9月14日午後3時から 先着10名(電話予約)
場所 手打ちそば長幸