松戸のそば店が、輪島塗の箸を広める「マイ箸運動」を始めます〜能登支援と飲食店のコスト削減、ゴミ減量化を目指す〜
このたび、輪島塗の箸を広める「マイ箸運動」を始めます。輪島塗箸を原価の1膳29円で販売して、多くの方にマイ箸を広めていきたいと考えています。(全部で190膳用意しました。)
昨今の物価高の影響で、多くの飲食店がコスト増に苦しんでいます。そこで飲食店で使う割り箸を削減できる「マイ箸運動」を輪島塗箸でやっていけば良いと思いました。飲食店の割り箸のコスト削減、 人件費削減(割り箸を箸袋に入れる作業が無くなる)、ごみ減量化、能登半島地震の復興支援ができるので一石四鳥です。「マイ輪島塗箸運動」になっていけば良いと思います。
輪島塗箸とは、木製木地(ヒバ・アテ等)で、地の粉下地、天然うるしの下地・上塗りを施したお箸のことを言います。この「輪島塗箸」は、細い箸に地の粉下地を施し、表面をきれいに仕上げることは、非常に手間と時間がかかります。また、お箸の頭は合成樹脂塗料で仕上げられることが多いのですが、これを天然うるしで仕上げるとなると、これも手間と時間がかかってしまいます。
当店でも輪島塗箸を使っており、輪島塗の素晴らしさを知っています。それをお客様に使ってもらいたいです。使って気づいたのは、割り箸を使わなくなったのでコスト削減になりました。お持ち帰り商品には割り箸を付けています。
飲食業は食材価格・光熱費の上昇、ゼロゼロ融資の返済や人手不足などが押し寄せ、コロナ禍前より厳しさを増しています。
自分の気に入った飲食店が無くなるのを防ぐために少しでも多く食事をして、「マイ輪島塗箸」で少しでも飲食店を応援出来たら良いです。
輪島塗箸を原価の1膳29円で7月8日から販売開始